

ワイヤー矯正との違いを歯科医師がわかりやすく解説
「歯並びをきれいにしたいけれど、矯正装置が目立つのは避けたい」
「マウスピース矯正って本当に周りに気づかれないの?」
このような疑問から、マウスピース矯正を検討される方は年々増えています。
一方で、従来から行われているワイヤー矯正との違いがよく分からず、どちらを選ぶべきか迷われている方も少なくありません。
この記事では、
「マウスピース矯正は本当に目立たないのか?」
「ワイヤー矯正と何がどう違うのか?」
という患者さんの疑問に対して、歯科医師の立場から分かりやすく解説します。
そもそもマウスピース矯正とは?
マウスピース矯正とは、透明なマウスピース型の装置を一定期間ごとに交換しながら、少しずつ歯を動かしていく矯正治療です。
患者さん一人ひとりの歯並びに合わせて作製されたマウスピースを使用し、1日20時間以上の装着を基本として治療を進めていきます。
代表的な特徴は以下の通りです。
- 透明で目立ちにくい
- 取り外しが可能
- 金属を使用しないため違和感が少ない
これらの点から、見た目を重視したい大人の方を中心に選ばれることが増えています
マウスピース矯正は本当に目立たない?
結論から言うと、
ワイヤー矯正と比較すると、かなり目立ちにくい矯正方法です。
見た目の違いを比較すると…
マウスピース矯正
- 透明素材のため、近くで見ないと気づかれにくい
- 会話中や写真撮影でも目立ちにくい
- 接客業・人前に出る仕事の方でも選びやすい
ワイヤー矯正
- 歯の表面にブラケットと金属ワイヤーが見える
- 話すと装置がはっきり分かる
- 笑った時に矯正装置が目立ちやすい
そのため、「矯正中であることを周囲に知られたくない」という方には、マウスピース矯正が向いています。
ワイヤー矯正との違いを詳しく比較
① 見た目
- マウスピース矯正:透明で自然
- ワイヤー矯正:装置が目立つ
見た目に関しては、マウスピース矯正の方が圧倒的に優れています。
② 痛み・違和感
- マウスピース矯正:歯を少しずつ動かすため、痛みが比較的軽い傾向があります。
- ワイヤー矯正:調整直後に痛みが出やすく、装置が口の中に当たる違和感を感じることがあります。
痛みに不安がある方には、マウスピース矯正が選ばれやすい傾向があります。
③ 取り外しの可否・生活への影響
マウスピース矯正
- 食事や歯磨きの際に取り外し可能
- 普段通りの食生活がしやすい
- 口腔内を清潔に保ちやすい
ワイヤー矯正
- 取り外し不可
- 食べ物が装置に詰まりやすい
- 歯磨きが難しく、虫歯・歯周病のリスクが上がる
日常生活のストレスを抑えたい方には、マウスピース矯正が向いています。
④ 適応できる歯並びの違い
ここは非常に重要なポイントです。
- マウスピース矯正:軽度〜中等度の歯並びに向いている
- ワイヤー矯正:重度の歯列不正や骨格的な問題にも対応しやすい
つまり、すべての方がマウスピース矯正に適しているわけではありません。
当院では、精密検査を行ったうえで、
「マウスピース矯正が適しているか」「ワイヤー矯正の方が良いか」を歯科医師がしっかり診断しています。
マウスピース矯正が向いている方
次のような方には、マウスピース矯正が特におすすめです。
- 矯正中の見た目を重視したい
- 人前で話す仕事をしている
- 痛みや違和感をできるだけ抑えたい
- 取り外し可能な矯正装置が良い
一方で、自己管理(装着時間の厳守)が重要になるため、
「決められた時間きちんと装着できるか」も大切な判断ポイントになります。
大橋駅前アロハ歯科の矯正治療について
大橋駅前アロハ歯科 小児・矯正歯科クリニックでは、
マウスピース矯正・ワイヤー矯正の両方に対応しています。
患者さんの歯並び・生活スタイル・ご希望を丁寧に伺い、
見た目だけでなく、噛み合わせや将来の健康まで考えた矯正治療をご提案しています。
「自分にはどの矯正方法が合っているのか分からない」
そんな方も、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ|「目立たなさ」だけで選ばないことが大切
マウスピース矯正は、
✔ 目立ちにくい
✔ 取り外しができる
✔ 痛みが比較的少ない
という大きなメリットがあります。
しかし、歯並びの状態によってはワイヤー矯正の方が適している場合もあります。
大切なのは、見た目だけで判断せず、歯科医師による正確な診断を受けることです。

この記事の監修|歯学博士・矯正認定医
大多和 奈央子(医療法人ハレクラニ )


















